昇進祝い・昇格祝いのマナーとは

職場の上司や同僚が昇進した際は、部署や同期といったメンバーでお祝いの席を設けて昇進祝い・昇格祝いを行うのが一般的です。参加者全員でお祝いの品や花束などを贈るため、基本的には個人での贈り物はしません。仲人を頼んだなど特別にお世話になった方などの場合は、個人で贈り物をして構いませんが、社外で行うようにしましょう。昇進祝い・昇格祝いで贈られることが多いプレゼントは、花やファッション小物、名刺入れなどです。

花の中でも、胡蝶蘭は縁起の良い花言葉と長持ちする性質から人気ですが、ピンクやイエローなど華やかな色合いの花束も人気があります。赤一色の花束は「赤字」を連想させてしまうので、他の色合いも混ぜた方が無難です。また、ネクタイや名刺入れはビジネスの祝い事にふさわしく、相手も気兼ねなく使うことができます。お祝いごと全般に共通するマナーとして、縁起の悪い「4(死)」や「9(苦)」の数字を使ったもの・連想させるものを選ぶのは避けましょう。

壊れやすいものや、枯れやすい・散りやすい花も贈り物には適しません。昇進祝い・昇格祝いでは、靴や靴下などの履物やマットは「相手を踏みつける」ことを連想させることから、タブーとされています。また、勤勉さを求める時計・万年筆は目上の方に贈るのは失礼になります。ただし、これらのマナーは相手を不快にさせないためのルールなので、相手が気にしない場合やリクエストされた場合は贈って問題ありません。

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